ホントは怖い家計の医学~がん×就労②~ | 内田茂樹のオフィシャルサイト

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前回に引き続き、がんと就労がテーマです。

今回は公的保険から就労について考えていきたいと思います。

 

前回就労問題は確実に存在しており、依願退職という形をとって離職してしまう人がいるということがありました。

状況はいろいろと考えられます。

「ちょうどやめたかったし、いいきっかけだ。やめてしまおう!」という人もいるかと思います。

一度離職によるデメリットを以下の2つのアプローチから考えてみましょう。

①保険証はどうなる?

②障害をもってしまったときどうなる?

これらではざっくりとわかりやすいようにまとめています。詳細は複雑なので、お役所などで確認をしてください。

 

【保険証はどうなる?】

3つの選択肢があります。

まずは ご家族の扶養に入る

この選択肢をとれた場合は保険料支払いは不要です。

いわゆる「103万円の壁」がありますが、健康保険では退職後に収入が見込めない場合には被扶養者として認められることがあります。

次に 任意継続被保険者 として健康保険を継続することもできます。

退職前に2か月間以上被保険者(要は税金納めていた人)は退職から20日以内に役所(詳しくは所属する協会けんぽなどですが、役所で相談できます)に申請をする必要があります。

また、働いていたときには健康保険料の半分を企業が持ってくれていたのですが、任意継続~を利用すると全額自己負担となります。

つまり、保険料の負担は大きくなります。こちらの制度が利用できるのは2年間のみです。

 

最後に 国民健康保険に加入 する

自営業等の人が加入しているものと同一になります。

任意継続~も使える人はどちらの保険料が安いか確認して選択するのがよいでしょう。こちらの手続きは退職の翌日から14日以内に申請をしなくてはなりません。

また会社都合での退職の場合、優遇される場合もあるので確認をとるとよいでしょう。

 

なににしてもり、がんになって離職してしまうとなにかと面倒だということがお分かりいただけましたでしょうか?

最後に出てきた、国民健康保険の手続き期間は2週間でした。この2週間というのは 大きな意味ある期間なのです。

あなたががんと診断されて冷静に物事を判断できる心理状況になってくるのに必要な時間が2週間と言われています。そしてあなたががんと診断され治療方針を決めるのも2週間です。

非常に大変な2週間をややこしい手続きに労することは、賢明とはいえません。

できることなら、仕事を継続しながらがんと付き合っていくことをおすすめいたします。

 

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